複合災害下で電力と携帯通信が共に途絶した状況であっても、
LPWAを活用することで人命保全のための情報を収集するための実証研究を行っています。


災害が複合して発生した状況下で、電気と通信が共に途絶する可能性が存在します。こうした状況下であっても人命保全に必要な最小限の通信を確保するために、省電力でかつ公衆通信網を用いないで通信可能なLPWAを活用することで目的を達成する研究を行っています。これまで以下の実証を行い実用化のためのプロトタイプを作成しました。
- 被害を受けていない遠距離からの受信によるLPWA通信データの収集を想定した実証実験
- インターネットが途絶した状況で、複数のエンドデバイスの情報を集約して人工衛星を含む遠距離局へ中継する通信局プロトタイプの開発
- 中継局に人工衛星の利用を想定したLPWA通信デバイスの宇宙環境試験の実施